カードの不正使用、偽造、変造、付着（郵送途上、または郵便箱からの抜き取りなど）などの、カードに係る犯罪が増えています。

最近はネットワーク上でクレジットカードの会員番号が盗まれるなどの被害も出ていますし、加盟店の端末機から情報をかすめ取る「スキミング」といわれる犯罪も多発しています。

しかし、カード会員補償という保険があるので自分で支払う必要はありません。そのような被害に遭った場合は、すぐにカード会社に連絡してください。

以下にクレジットカード使用の注意点を記します。

■クレジットカードには必ずサインを

新しいクレジットカードを手にしたら、まず最初に必ずカードの裏の所定欄にサインをしてください。ご本人のサインのないカードは利用できません。サインが義務づけられているのは、カードが本人のものであるという確認を行うためです。カードのサインが盗難・紛失の際のトラブル防止に役立ちます。 もしサインがない場合には、カードが不正使用された時にも損害額が補償されませんのでくれぐれも注意してください。

■カードの保管の際の注意

紛失・盗難などに備えて、会員番号とカード会社の電話番号を控え第三者に見られないところに保管することをおすすめします。その際、暗証番号を一緒に控えたり、保管したりしないようにしましょう。

■クレジットカードを紛失したら、すぐにカード会社へ連絡

もし紛失したり盗難にあった場合すぐカード発行会社に連絡してください。カード会社ではただちに紛失手続きをとり悪用を防止します。

■被害に遭わないために

クレジットカードを利用する際にはなるべく目の前で処理してもらうなど、 カードから眼をはなさないようにしてください。また、サウナ・スポーツジムなど公衆が集まる場所、かつ貴重品類を別箇所への保管を要する場所でもしっかりとクレジットカードを管理してください。